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ちょっくら違う、ノルウェーの教育システム

こんにちは。

今日は、日本とは違うノルウェーの教育システムについてお話しします。

ノルウェーは8月はじまりです。なので、入園・入学は8月。保育園は8月上旬から、小学校や中学校、高校、大学は中旬から。

保育園の年度終わりは6月下旬、小学校以降の学年の終わりは6月中旬です。そして夏休みスタート、という流れになります。

では、いつから教育システムに入れるかというと、0歳児は保育園にまだは入れません。というわけで親がつきっきりになります。

入園は、1歳を過ぎ、かつ年度開始の8月にならないと入れません。実際には8月の時点でもうすぐ1歳とか、年度途中でも空きがあれば1歳になった月に入園できたり、もあるようです。

それこそ昔は、保育園に通わせず、家で子供をみれば、その分、児童手当がさらにもらえたようで、「それでは移民や難民の社会参加の妨げとなるのでは」という議論があったそうです。私の時は、すでに5年在住している人しか、手当はもらえないことになっていました。

保育園は1歳から5歳まで。

小学校は、6歳から12歳までの7年間。

中学校は、13歳から15歳。

高校は、15歳以降。義務教育ではありません。

また、高校には大学進学等を目指す普通科と、最初の2年間は学校で勉強、そのあと2年間はインターンシップといった専門課程のコースなどがあります。義務教育じゃないので、大人も混じっていたり、年齢もバラバラです。

ノルウェーの学校で、制服は見たことがありません。公立以外に、私立だと、インターナショナルスクール(イギリス系、アメリカ系)、シュタイナー、モンテッソーリなどがあります。

人権重視のノルウェーですが、一方でいじめの話はよく聞きます。

高校でドラマに出てくるような古典的ないじめや、いじめで私立の学校に転校する、もしくは最悪のことまで。町の中心にいけば、ドラッグを手にすることもできるようで、子供とドラッグの問題も身近な話題です。

日本と同じで、見て見ぬふりをする教育者も多いようで。。。法律で、介入しなければいけないと明示されているのですけどね。

脳科学者の先生は、いじめは人の本能であると言っていて、それを理解したうえで対策をしないといけないねと。

私は、大人になってからいじめを受けることが多かったので、子供ほどには根底的なダメージを受けていませんが。。。辛かったです。自分に価値がないということを、毎日他人から指摘されるようなものなので。

アフリカ移民の知り合いは、保育園で息子が先生に不当な扱いを受ける、と言っていました。それでインターナショナルスクールに入れたようです。

いじめに対する科学的なアプローチとして、どんな方法が対策に適していたか、という研究を読んだことがあります。そこに書いてあったのは

規律に毅然としたリーダーの存在

が、いじめ対策に効果がある、ということでした。

いい学校を選ばなくてはいけませんね。。。

では、良い一日を!

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