【ノルウェー 子育て】価値観の押しつけ?ノルウェーでの子育て
日本人からすると、欧米では個人主義ってよく聞きますよね。
他人がどう思おうと、自分の選んだ道を通す、そして、他人もそこまで自分のことに干渉しない、と
私もそう思ってました。
だがしかし!
ノルウェーにお嫁に来て、あれっと思うことが多くあります。
例えば、母乳。
いや、出ない人もいるんですよ。
授乳が苦痛である母親だっている。
けれども、そんなのお構いなし。
いままで関わってきた助産師や保健師はほぼ、
とにかく授乳しなさい
の一点張り。
粉ミルクもあるのに、フレキシブルに考えてはくれない
もちろん初乳は大事です。
子供にとって必要です。
でも、その後は混合だっていいじゃない。
血がにじんで、授乳のたびに激痛が走るときは、粉ミルクだっていいじゃない。
苦痛だ、といえば、
甘ったれた母親
といった烙印を押される。
じゃあ、やめれば!
と吐き捨てるように言われたのにはびっくりしました。
いや、初乳はちゃんとあげたんだし、様子見ながら混合でやっていくことを言っただけなのに、完母でないと、っと押し付けてくる。
義母もそうですが、自分の意見が通らないと怒鳴る。
本人は怒鳴ってないといっていますが、日本出身の私から見たら、それは怒鳴っているになります。
中国人やイタリア人が会話してるだけなのに、けんかしているように見えるのと同じ???
とにかく、ノルウェーも個人主義かと思いきや、以外に価値観の押しつけはあります。
それから日本でよく聞く「3歳児神話」
3歳までは母親が面倒を見るべき
という考え方。神話ですね
なんですが、
ノルウェーでも、乳児期は家で見るべき、というのをよく耳にします。
私の場合は、仕事にもありつけず、子供と終日二人きり。
田舎なのに車もなく、言葉もできないので、気分転換できることはなし。
感情的になってしまうことがよくありました。
ノルウェーは保育園前のサービスがとにかく薄い、っていうか
ない!
オープンバーネハーゲといったものが所々にあって、英語で参加できるとこもあるのですが、
やはり、車がないと行きにくい。
日本に帰国した時は、子育てのサービスの多さに驚きました。
児童センターがいくつかあって、本もあれば、おもちゃもたくさんある。
係員の人が巡回に来て積極的にコミュニケーションをとってくださり、コミュ障の私でも(まわりの保護者達とコミュニケーションがうまく取れなくても)孤独感をあまり感じませんでした。
これなら、毎日でも通えるし、本も読めるし、大人の私も楽しめました。
保育園入園前に限れば、ノルウェーはお金をくれるけど孤独、日本はサービスが厚い、という印象です。
もちろん自治体によってサービスは違うので、あくまで私的な見解です。
ノルウェーも、日本の児童センターのように、おもちゃや本の充実した公共施設を作ってくれるといいのにな。
では今日も良い一日を!
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