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子供にとって幸福な国?ノルウェーの子育て環境

こんにちは。ノルウェーは、母親や子供の幸福度が高い国だと言われていますが、実際、私が感じたことを書いてみます。

1.子持ちの人に、みんな優しい!

ノルウェーでは頑丈で、おっきなベビーカーを使用する人が多いのですが、バスやトラムには、専用の乗り場があります。段差があるところだと、誰ともなく昇降を手伝ってくれます。

高校生くらいの男の子にも手伝ってもらったこともあって、その時は感動したなー。

それから、ノルウェーだと外で授乳することも当たり前です。ジローっと見る人もなし。

ある日、屋外の外食で、少し肌寒かったのですが授乳してたら、近くに座っていた女性が、サっとブランケットを肩にかけてくれて。「寒そうだったから」と一言。優しさが身に沁みました。

「あったかくしなきゃダメじゃないの!」とか、ダメ出しじゃないとこも、◎でした。へへっwww

2.妊婦に席を譲る、という意識は低い?

譲られることもありますが、そうでないこともしばしば。私の場合、あからさまにお腹が出ていたので、妊婦というのは明らかだったのですが。譲ってくれるのは移民や難民の人が多かったです。

逆に妊婦さんに席を譲ろうとしたとき、反応が「なんで?」って感じだったので、あ、そんなもんなのかなーって思いました。まあ、私の経験内の話ですが。

3.ママ友が作りにくい!

全く個人の感想です。保健所では、同じ時期に出産した人たちが集まれるように、話の場を作ってくれるのですが、まあ何を話しているのかさっぱり。居心地が悪くて、早々退散しました。ソーシャルスキルゼロなんで。。。

日本の子育て支援センターのように、遊び場を設けて、子供が遊んでる中、自然に会話が生まれていくような形のほうが好きだなって思いました。

私は、子供が保育園に入園するまで、オープンバーネハーゲというものに参加してました。

市内に何か所かあり、それぞれ個性のある催しになってました。

私が一番いいなと思ったところは、スタッフがアメリカ人だったり、参加者にインド人がいたりと、少しでもコミュニケーションができる人がいたところでした。

4. 息抜きできない!

保育園に入園するまで、日本だと、短時間保育や、子育てサポーターなど、リーズナブルに息抜きできる制度がありますが、ノルウェーは完全に100%ママが見ないといけません(もしくはパパ)。

うちは義両親にいくらかサポートしてもらえたので良かったのですが、そんな支援を受けられない人たちは、大変だ!って思います。お金があれば、ベビーシッターとか雇えますけど。。。

保育園に入れるのは8月。そして1歳を過ぎてから。この二つの条件を満たさないといけません。つまり、1月に1歳になっても、その年の8月まで入園待ちなのです。もちろん例外はあり、空きがあれば、年度の途中でも入園できる子はいます。

私の子どもは公立でなく、私立の家族経営の保育園に入園でき、とてもフレキシブルに対応していただきました。

知り合いには、1歳の8月になっても空きがなくて、もう一年待った、っていう子もいました。それは、レアケースだと思いますが、ひどい!

何でって。彼女シングルマザーで、難民で。仕事も学校も子供がいたら、何にもできません。

最終的には私立の保育園を自力で見つけ、入園したそうです。

現在、子供の言語発達が遅く、小学校入学を1年遅らせるか、市と話し合っているそう。。。

5.児童手当

日本は、3歳まで1万5千円。ノルウェーは、5歳まで約2万円。物価が違うので。どうなんでしょ。

うちは洋服に関して、運よく親戚にもらえることが多かったので、そんなに服にお金をかけずに済んでいます。寒い国なので、ウールやらジャケットやら高いんですわ。

6. 育児休暇

有給で約1年取れます。そのうち15週間以上は父親がとらないといけないという決まりになっています。(制度は変わることがあるので各自ご確認を。)

これ、全く関係なかったのが私たち。

私が子供を出産した当時、私無職、夫学生でした。学生だと、育児休暇なんてなーい!!なので、私にとって、新生児期は長くて暗ーいトンネルの中にいるようで、もう戻りたくない。。。自分の子はかわいいですけどね。あんまり寝てくれないし、睡眠不足で全くもって正常な精神状態を保てません。寝てないので、外に出て誰かに会おうという気も起きないし。

学生で恩恵を受けられることといえば、学生ローンがその年の分は免除になるということ。

このくらいかなー、今のとこ思いつくの。

では、今日も良い一日を!

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